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藤井王位誕生 史上最年少で2冠達成​

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2020年8月19日、20日の2日間「第61期王位戦第4局」が当大濠公園能楽堂で開催されました。​
藤井聡太棋聖が木村一基王位を下し、4連勝で初の王位を獲得。​
すでに獲得した棋聖に続き、18歳1ヶ月の史上最年少で二冠を達成し、八段へと昇段しました。​

この歴史に残る記録更新を記念し、藤井聡太新王位直筆の色紙「二冠」と対戦相手木村一基九段直筆の色紙「百折不撓」を展示中です。​
また所有者様のご厚意により、封じ手などのレプリカを作製、同じく展示、現在も全国から多くの将棋ファンが聖地巡礼に訪れています。

王位戦は、新聞三社連合(西日本新聞社、北海道新聞社、中日新聞社)と神戸新聞社、徳島新聞社が主催する将棋の棋戦で、8大タイトルのひとつ。七番勝負で2日間にわたり実施されています。​
福岡での第4局は2019年より2年連続で、この大濠公園能楽堂での開催となりました。​
史上初、能舞台上での対局場は歴史的な名勝負を彩りました。​

【二冠/にかん】​
弱冠18歳の藤井聡太王位が力強い筆致で揮毫した文字「二冠」には​
いまだ快進撃を続ける若手天才棋士の充実ぶりを感じさせます​

【百折不撓/ひゃくせつふとう】​
前年に最年長で初タイトルを獲得し、「中年の星」と呼ばれた​
木村一基九段の「百折不撓」とは、何度失敗しても立ち上がるとの意味​
多くのファンが感銘を受けた木村九段の座右の銘でもあります